- 2019.05.21
- スタッフブログ
燈明崎で🐳くじらを発見!!
和歌山県 南紀 勝浦温泉 太地温泉 花いろどりの宿 花游 でございます
今朝までの 大雨もやみ
再々び レンタサイクル(電動自転車) を利用して
太地の町 リサーチ 🚲 を開始いたしました (*^0^*)
「和田の岩門」を通り過ぎて
燈明崎に 出てみれば
目が覚めるほどの 輝く青さ
太平洋が・・・
紀伊続風土記には
「寛永13年(1636)常燈明台を置きて 回船の標準とす これより燈明崎の名あり」
と記されております
鯨油を使用されていた 日本最初の灯台 〝 燈明灯台 〟 (写真上)
創立者は 紀州藩となっており
火の番をするため 新宮藩から番士(武士)2名を
常駐させていたそうでございます
太地古式捕鯨では
山見台(写真中)という 総指揮所・別名「めがね」がございました
広い洋上で くじらを追い捕るのに
全体を見渡せる位置から 総括し 適確な指示 伝達など
全てを司る 重要な基が 山見台といわれるところでございました
山見台は 燈明崎と梶取崎の突端にあり
ここ 燈明崎山見台は その中心として
沖にくじらを発見したり 見張りの船から くじら発見の信号を受けると
即座に 支度部屋 の 山檀那(ヤマダンナ)に知らせ
向島(ムカエジマ)と 高塚 といった各連絡所へ 連絡
指揮命令を受けながら 沖の船団と交信し
くじらを捕らえる 重要な役目をはたしておりました
この山見群の 総指揮者(山檀那といわれた)には
捕鯨にたずさわる一族の中でも 最も権威のある家柄の人でなければ
この重責にはつけなかった といわれております
また 山見相互間 船 浦方などへの指令 連絡は
旗幟 狼煙 法螺貝などで 行われていたようです
(以上 太地町公式ホームページ参照)
太地を発祥とする古式捕鯨の史跡として 大変に貴重な
狼煙場跡
山見番が炊事をしたり休養をとったとされている
古式捕鯨支度部屋跡
山見番所跡 (写真下)
は 今も残っております
復元された山見台に 上ってみれば
地球規模の 大パノラマが 一望できます
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南紀太地くじら温泉 花いろどりの宿 花游(かゆう)〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町くじら浜公園
【公式HP】 http://www.hana-kayuu.com/
【TEL】0735-59-3060 【FAX】0735-59-3679
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